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JUGEMテーマ:DIY

Japlishメンバーで対談コーナー

2008年Japlishは福岡県大名のあるマンションの1室から誕生しました。

2010年に2人体制となり現在の港エリアへアトリエをお引越し!!

3人になってアトリエ内にショップも併設し、男性向けブランドMartilloも展開。

そして2016年夏、再び2人体制に戻った作り手にインタビューをしてみました。

まずは簡単な自己紹介!

OSA

代表のOSA(長)です。1978年、東京杉並生まれです。

制作の他に、裁断、発注、デザインやPC管理、アトリエのDIYとか…ってことで全部の仕事担当です。

MIYA

作り手のMIYAです。1985年、福岡市早良区生まれです。

メインは制作で、他には発送業務、店舗ディスプレイを担当しています。

あと自分のブランドObentoも作ってます


なぜこの仕事を選んだのですか?

OSA

大学卒業間近に友達にレザークラフトに誘われたのスタートだね。

手縫いで作ったのは手帳カバーで5ミリと極厚(笑)

卒業後も建築会社の営業マンをしながらもレザークラフトを続けてね。

で、3年働いてから、「やっぱりバッグを作る仕事がしたいな」と思い立って、25歳で前職のHERZに転職したことがターニングポイントだったな。

MIYA

そのHERZで福岡に転勤してきたばかりのOSAと私がひょんなことから友達になったんです。

それから年に2〜3回は飲みに行って近況を報告し合うという、近くもない遠くもない友人関係が何年か続きまして…。

ある時転職を考えてて、OSAに「何か手伝うことはないですか?」と突然連絡をしたことがあったんです。

OSA

ちょうど、仕事量が増えてきて、ついに人を雇おうか?と考えてるタイミングだったね。

初めて人を雇うから知り合いの方が安心だし、レザークラフト未経験の方が教えやすしって話がトントン進んで…。

MIYAが働いてから2年後には3人体制になったんだけど、最近また2人体制に戻ったのが今だね。


どうして福岡で作ることに?

OSA

「HERZ初めての支店を福岡に設立」ってことで、東京から職人が転勤する必要があって。で、福岡に行ってみたい!と立候補したんだよね。

その後、HERZから独立したけど東京には戻らず、そのまま福岡でバッグ作りをすることになったよ。

MIYA

「独立したら東京に帰るつもりだと聞いてたので、福岡で仕事を続けると聞いた時は嬉しかったですね。


自分で考えて発表した中でオススメのバッグと小物はどれですか?

 

OSA

小物はメガネケース ta-8かな。

自分自身メガネが好きで8本ほど使いまわしててメガネケースは必須だし。

バッグだと男性も違和感なく使えるリュック jb-53がオススメですね。

大きいけどマチが小さめだから、荷物入れてない時はスマートに見えるんだ。

MIYA

小物は通帳ケース g-24です。

通帳ケースですが、それ以外のちょっとしたものを収納するマルチケースとして便利です。

バッグはシンプルなショルダーバッグのjb-27シリーズですね。

底マチが広く荷物がたっぷり収納出来るところが気に入っています。

自分が欲しいものを試作して、それを商品化することが多いです。

シンプルなデザインが好きなので、Japlishらしさを活かしながら、なるべくシンプルな作品になるかを意識しています


バッグ作りの楽しさと苦労は?

OSA

基本どんなモノも誰かの手から生まれて完成していますよね。

バッグ作りもそうなんですが、原材料の仕入れからデザイン、制作と最初から最後まで携われる喜びはありますね。

作り手のクセも製品に出るので完成品を街で見た時には2人のどちらが作ったかも分かりますよ(笑)

日々の制作は作る喜び、試作は生み出す喜びがあり、同じようで相反しています。

片一方だとダメでバランスが取れていると気分が落ち着きますね(笑)

MIYA

細かなパーツが合わさってひとつの製品になっていく楽しみは、この仕事をして初めて気付きましたね。

これはモノ作りならではの楽しみかもしれまさせん。

アイテムごとに作業工程は決まっていますが、細かい部分で頭を使い先を想定しながら作業を進めていく必要があって最初は大変でした。

そういった経緯があるので完成品を眺める時間は何とも言えない高揚感があります。


プライベートの趣味は?

OSA

「旅行が好きで一時期は年2回くらい海外一人旅をしてた時期があります。

英語はぜんぜん喋れないけど意思の疎通もなんとかできて、、「下手ながらも必死で使う英語」という意味もあるJaplishそのものだね(笑)

旅行の度にその国をイメージしたバッグを作りそれで旅行するんだけど、外国の方は挨拶が気さくで空港でも街中でも「your bag is Cood!」って声かけてくれるのが嬉しくて!

あとは最近引っ越してから自転車通勤してます。片道11キロと長いけど慣れたら楽しいです。

MIYA

音楽が好きでたまにライブに行きます。

ライブ会場でJaplishを持っている方を見かけたことが何度かあります。

またObento という自分のブランドも作ったんですよ。

Japlishでは商品化出来ないようなふざけたデザインの革製品を作っています。

別のオンラインショップで販売中で、アトリエでも販売していきますよ。


福岡の良さは?

OSA

街の雰囲気が元気なところですね。

デパートもどんどん完成して、観光エリアも広がったりと元気な雰囲気は肌で感じることは多いと思いますよ。

また東京へ行く機会が多いので空港が近いのは毎度かなり助かります。

仕事の面だと賃貸などの物価が安いのも魅力的ですね。

今の港アトリエの大きさと立地を東京で借りたらいくらになるか・・・(笑)

MIYA

よく言われることですけれど、規模がちょうどいいですね。

ちょっと動けば田舎もあるし都会もあるし、退屈しない街だと思います。

食べ物も安くて美味しいですし、素晴らしいです。

福岡で生まれ育ったことは誇りですね。


今後の目標などはありますか?

OSA

今のところ実店舗販売は福岡がメインなんだけど、やっぱり色々な県で見て頂けるようになりたいですね。

オンラインショップも充実させるけど、実物見れる場所も必要だよね。

あとはモノ作りって満足がないし、それで良いと思うけど、いつか「これは良い!」という作品を作りたいです。

MIYA

福岡以外の方にはもちろん、世界中の方にも見て頂けるようにしたいです。

そのために新商品もたくさん出していきたいですし、情報をたくさん発信していきたいです。

OSA

それならお互いもっと英語を話せないとね。

MIYA

そうですね。。どうしよう(笑)


インタビューを終えて

同じ仕事で雰囲気が似てくるのか、イベント等で兄妹に間違われるというお2人。

「カバン作りの職人」というと頑固なイメージが崩れ、お2人とも柔軟な印象がありました。

デザイン〜接客販売、発送などたくさんの作業をしているのも関係があるかもしれません。

今後もマイペースに福岡港エリアでモノ作りを続けていくことでしょう。

インタビューを終えて

2015.5.27 Japlish港アトリエにて

JUGEMテーマ:レザークラフト

- お財布作りに密着 -

一番人気のアコーディオン長財布G-10の制作風景にフォーカスしました。

アコーディオン長財布を作ってみました

全ては革の裁断作業から始まります

1. 型紙から革をカット

カット作業だけはカット担当者が全て行います。

自然素材である牛の革にはキズ・シワがあり見極める技術に熟練を要するからです。

その後の工程は一人の担当の作り手が最後まで一人で担当します。

型紙から革をカット

2. 革の厚みを整える

ここから担当作り手が最後まで手掛けます!

スキ機という機械でパーツを適した厚さにそろえます。

厚すぎると重くなり、薄すぎると耐久性が落ちる。

バッグが綺麗に仕上がるかどうかはこの工程にかかっています。

革の厚みを整える

 

3. 縫製までの下準備

作り手が自分の作業テーブルで下準備をします。

染料を塗り、磨き作業、ファスナー取り付けなどを行います。

仮止めの両面テープを使いパーツを組み立てます。

また、手縫いによる刺繍もこのタイミングで行います。

縫製までの下準備

腕が試されるミシン作業突入

4. いよいよミシンがけ!

数十年前の名機SEIKO TE-2を使って縫い上げます。

太めの針と糸を使用し、堅牢なカバンへと縫い上げていきますミシンは役割も異なるため、6台装備しています。

 

5. ライターで糸処理

「指で火に触って熱くないんですか?」と驚かれる作業です。もちろん熱いです(笑)

縫い始めと終わりの飛び出た糸をライターで処理します。

この後にミシンがけ→糸処理を何度も繰り返します。

 

6. 金具留め

金具をハンマーで固定していきます。

カシメ、ホック、美錠など金具には様々な種類があり頑丈な仕上がりを追求し、重いハンマーを使いしっかり固定します。

 

7. 手縫いで国旗刺繍

一番のチャームポイントであるクロアチア国旗カラーを刺繍していきます。

専用の打ち具で穴をあけて太い針で縫っていきます。

この時にゆるみ防止のため糸にロウ引き加工を施します。

 

8. 最後の仕上げ

最後に本体とマチを合わせて縫ったらら余分な革を切り落とし丁寧に磨きます。

その後はバラバラだった内部小銭入れ部分などをカシメで本体に留めていきます。

さっきまで平面だったパーツが立体的になりお財布になりました!!

 

アコーディオン長財布完成!!

アコーディオン長財布完成!!

9. 検品をします

もう一人の作り手が検品をします。

糸処理が甘くないか、金具はしっかり留まっているか、など頑丈に作られているかをメインに見ます。

その後にスケジュール表と照らし合わせて発送棚へ置きます。

検品をします

10. 発送業務をします

納品書と照らし合わせて包んできます。

無料ラッピング作業もこの時に行います。

発送業務をします

実際は1日目に裁断、2日目に制作、3日目に検品・発送の期間を要します。

発送を終えて無事皆さまのお手元に届くことを祈っています。

今回制作したアコーディオン長財布 g-10はこちら

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